栽培記録
←リゾーム
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リゾーム。
腐生ラン。
ラン菌による炭素循環による「糖」。
ランと糖の関係は「腐生ラン」を生み、ランの多様な進化の方向を示すものである。
ラン菌による植物死骸組織のリグニン、セルロース、ペクチンの高分子多糖類の分解で
作られる低分子の「糖」は、種子からプロトコーム、プロトコームからリゾーム、
リゾームから発芽、葉の発生への過程で、エネルギー源として不可欠なものである。
ランとラン菌との共生関係は、この「糖」の関係である。
この糖の関係において光合成を放棄した「腐生ラン」の発生まで進化した。
Cymbidiumにはこの腐植の糖のみで生きる腐生ランのマヤランがある。
リゾームで生き続ける。
カンラン、シュンランには、このリゾームがある。
熱帯原産のCymbidiumにはリゾームはない。
進化の謎であるが、カンラン、シュンランと自生地をほとんど同じにする他のランではどうか。
エビネのリゾーム。
右の写真はエビネで箭内氏がSUGOI-ne1号栽培の株で見つけたものである。
このリゾームの発生は、種族保存の一つの方法としてランが獲得したものであるが、
このリゾームの発生にはラン菌による可吸態の「糖」がエネルギー源として関係する。
自生地において起こる葉の損傷は、時として光合成を不可能にする場合がある。
一般の一年草の植物では、光合成できないほどの葉の損傷は、即枯死になる。
ランの進化は、この葉の損傷における枯死を免れる術を編み出した。
葉における光合成による産物である「糖」を、腐植中の糖に置換する方法である。
カンラン、シュンランにおける人間による採掘は、ランにとって、自然災害、その他における
葉の損傷より最も過酷なものであるが、採掘跡に芽生えるカンラン、シュンランの若木は、
リゾームが前記の腐植に含まれる「糖」をエネルギーにして生長した姿である。
ランは種族保存するために
1 種子
2 バルブ(バックバルブ)
3 リゾーム
以上の三つを具備しているが、多くのランは二つである。
種子とバルブ。
リゾームと種子。(腐生ラン)
以上の組み合わせである。
三つを備えているランはシュンラン、カンランなど極一部のランである。
エビネはどうか?
自生地でも種子とバックバルブで種族保存するのが普通みられる姿である。
SUGOI-ne植えでのリゾーム発生は、カンラン、シュンランと同じことになる。
ラン菌とランの関係。
ラン菌による炭素循環と糖。
SUGOI-ne栽培で、エビネが脅威的な生育する謎が、このリゾーム発生に隠されているのかもしれない。
葉による光合成のみでは、SUGOI-neの生育を説明できないからである。
二つのエネルギー回路。
エビネには、この二つのエネルギー源が必要なのかもしれない。


エビネ SUGOI-neリゾーム発生にみる炭素循環。
腐生ランの進化への道。
konnposuto 1091